モンタナ州、大麻有罪記録の抹消が進まず
モンタナ州で2020年11月に可決された成人用大麻のイニシアチブにより、現行法の下で合法となった行為については、誰でも犯罪記録を抹消できるようになりました。しかし、弁護人は報告している通り、これまでに抹消申請はごく一部しかなく、申請に踏み切った人々も多くの障壁に直面しています。
娯楽用大麻の使用と1オンス未満の所持に対する刑罰を撤廃する法律は、2021年1月1日に施行されました。
複雑でわかりにくい技術的要件
当初の計画では、抹消手続きを効率化するために特別裁判所を設立する予定でしたが、申請が非常に少ないため、現時点では通常の裁判制度を通して行われています。
法律文では、違反者が重罪ではなく軽犯罪のような軽い判決を得ることができるとされています。また、すでに合法となった行為で有罪となっている場合は、犯罪記録を完全に抹消することも可能です。たとえば喫煙具の所持や1オンス未満の大麻所持の場合です。証拠を再検討する必要がない場合もあり、弁護士の中には、手続きは順調かつ費用も抑えられたと語る人もいます。

しかし、批評家らは、多くの事例がそれほど単純ではなく、裁判官による更なる調査が必要だと指摘しています。抹消申請のいくつかは検察によって異議を唱えられ、モンタナ州の最高裁判所まで持ち込まれました。一般的に、こういったケースでは、単純な所持に加え、州の法執行機関にとってより重大な犯罪──すなわち大麻栽培──が絡んでいます。
申請の成功は、例えば保管場所を施錠していなかったり、大家に大麻栽培の許可を取っていなかったというような、小さな技術的違反に左右される場合もあります。
偏見はいまだ根強い
上記のような例からも、モンタナ州の司法制度が今もなお大麻使用者や栽培者に対して不信感を持っていることがわかります。リッチランド郡の裁判官は昨年4月、すでに新法で犯罪ではなくなった行為に対し5年の判決を下し、ニュースになりました。
事件の弁護人であるティール・ミッテルシュタット氏は、モンタナ全体のことは言えないとしつつも、自身が担当するどの郡裁判所でも大麻に対する強い偏見が根強く残っていると述べています。
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