オートフラワー品種はクローンできますか?

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著者 Sean Prana
23 4月 2020
クローンの仕組みと、クローンよりオートフラワーを使うメリットについて。
23 4月 2020
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オートフラワー品種はクローンできますか?

目次:
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  • 1. クローンとは?
  • 2. クローンを使うメリット
  • 3. 母株とは?
  • 4. 母株のメリット
  • 5. オートフラワー品種のクローン化は?
  • 6. クローンとオートフラワー・カンナビスの類似点
  • 7. オートフラワー種子で育てるメリット
  • 8. まとめ

クローンとは、育てている品種の遺伝的なレプリカ(複製体)を作る方法です。種から育てるのと比較してクローンには多くの利点があります。この記事では、クローンとは何か、そのメリット、オートフラワー品種をクローンする方法、そしてクローンとオートフラワー品種で栽培する違いについて解説します。

1. クローンとは?

別々の成長期と開花期に依存するフォトピリオド品種について話す場合、植物が成熟した生長期に達した時点で、植物から一部を切り取り、その切り取った部分を発根させる目的でクローンを取ることができます。

オートフラワー品種はクローンできますか?: クローンとは

クローンとは何か、1本の母株から何本のクローンを作れるのか?
 

タイミングや切り取り方など条件が合えば、1株あたり5〜50本のクローンを取ることが可能です。その際、母株はより茂みのような姿に成長します。

2. クローンを使うメリット

  • 雄株のクローンはレギュラーな交配やバッククロスに利用できます。
  • クローンが発根すれば、完全な遺伝的レプリカができます。
  • 小型の植物が求められるシー・オブ・グリーン方式にも理想的です。
  • すでに発根しているため、必要ならすぐに開花させることも可能です。
  • 1本のクローンを母株に育てて、さらに多くのクローンを取ることができます。
  • 成熟しているため生長期間を省略できます。
  • 評判が良く、他の栽培者による推薦付きのクローンを入手することもできます。

3. 母株とは?

栽培者が苗に手間をかけ、成長・開花まで育て、希望する特徴が揃っていると判断された場合、その優良フェノタイプが母株となります。母株は新芽が伸びてきたら2〜4週間ごとにクローン用カットを取るための唯一の源とされます(品種や成熟度により異なります)。

オートフラワー品種はクローンできますか?: 母株とは

母株とは何か、注意点は?
  

母株を育てることには多くの利点がありますが、生長期を維持する必要があり、18〜24時間の点灯サイクルを変えることはできません。

4. 母株のメリット

  • 今後多量のフェミナイズド種子を購入する必要がなくなります。
  • クローンは正確なレプリカとなるため、母株が回復すれば新たに採取できます。
  • 生長期を維持していれば開花しません。
  • 複数の母株を育てて大規模プロジェクトにも対応できます。
  • ブリーダーは母株・父株どちらもストックして作業します。

5. オートフラワー品種のクローン化は?

上述したフォトピリオド品種とは異なり、残念ながらオートフラワー品種はクローン化できません。21日以上で自動的に開花が始まるため、生長期をキープして大きな母株にすることは現実的ではありません。しかし、オートフラワー・カンナビスは、効率よく短期間で多数育てたい場合、クローン栽培に非常に近い実用性を持っています。たとえば、できるだけ早く小ぶりな株を多数栽培する場合、クローンなら屋内で8〜10週間ごとに収穫できます(品種による)。これはオートフラワーのサイクルと似ています。オートは遺伝的に自動で生長期から開花期に21日前後(品種による)で切り替わるため、種まきから収穫まで8〜11週間で終えられるのです。

クローンよりオートを使う一番の大きな利点は、オートは成長期の照明サイクルに影響を受けない点です。繰り返しですが、クローンはフォトピリオド品種から取らなければなりません。フォトピリオド品種はどの成長ステージかを照明時間でコントロールされるため、点灯/消灯の変更には非常に敏感です。

その点、オートではその必要がありません。オートフラワー・カンナビスはどの成長段階の株も同じ点灯スケジュールで管理できるため、パーペチュアル(連続)収穫システムの構築がとても簡単です。たとえば広い栽培室やテントに複数のLEDパネルを設置し、タイマーを20時間点灯/4時間消灯にセットして放置するだけ。2m×2mのスペースなら10〜18株の開花株を設置でき、8株ずつスタートし、花が始まったら次の8株を追加します。 

最初の8株を収穫したら、再び新しい8株をスタートして、そのサイクルを回すだけ。これで単一の空間から手間も労力も最小限で高品質な花(バッズ)を無限に近い頻度で収穫でき、まさに理想の環境です。また、オートフラワー・カンナビスは肥料も通常株の約半分で済み、害虫やカビ・病気にも非常に強く、近年ではほぼ全ての品種にオートタイプがあり、THCパーセンテージも変わらない、もしくはより高いCBD含有量のものも存在します。オート品種は栽培者の負担を大きく軽減してくれる存在です。 

6. クローンとオートフラワー・カンナビスの類似点

  • クローンもオートもシー・オブ・グリーンに適した中型植物として使えます。
  • オートはほとんど手間やトレーニングなしで栽培可能です。
  • どちらも開花に集中し、開花用の肥料のみを使います。
  • 同じ品種のフォトピリオド版とオート版を育てることも可能です。
  • 中には最短9週間で収穫可能なオートもあり、素早いローテーションが可能です。

7. オートフラワー種子で育てるメリット

発根済みのクローンを部屋一杯に並べて開花させるのも実用的ですが、オート栽培には独自のメリットがあります。

1. オートフラワータイプの方がクローンより品種選択肢が格段に多く、風味・効果・開花期間・高さなどさまざまなバリエーションから選べます。信頼できるクローンを見つけるのが困難なことも多く、その点で大きな強みです。

2. クローンは屋外でも育てられますが、夏の終わり以外はライトデプリベーション(遮光)などの工夫が必要です。オートフラワーは年中いつでも追加の作業無しで栽培可能。国によっては年3〜4回の収穫も実現できます。

3. オートフラワー品種は非常に丈夫で、寒暖の激しい気候にも強い耐性があります。野外の厳しい環境でも生存率が高く、良好な結果を得やすいです。

オートフラワー品種はクローンできますか?: オートフラワー種子が優れている理由

クローンよりオートフラワー種子栽培を選ぶ理由
 

4. 種子は安全・確実に自宅へ配送できますが、クローンは入手先を探さなければなりません。また、品種ごとの詳細な解説や、各生育条件・トレーニング・気候適性なども確認できます。

5. クローンには時にハダニが付着していることがあり、急速に蔓延する恐れがあります。ハダニは駆除・予防が困難な害虫ですが、種から育てる場合は感染リスクがなく、清潔で安全なガーデン環境を保てます。

8. まとめ

残念ながらオートフラワー・カンナビスはクローン化できませんが、フォトピリオド品種やクローンと比較してオートフラワー種子にも多くのメリットがあります。計画的にタイミングを合わせれば、テントとライト1つだけでオートフラワーを連続的に収穫することができます。クローンのようにそっくりではありませんが、2~3週間ごとに収穫を継続でき、時間の節約にもつながります。必要なのは種子を発芽させ、2~3週間ごとに新たな種を用意するだけ。最初のバッチが中期生長期に入る頃に2回目をスタートし、順調に進めば最初のバッチを収穫し、2~3週間後に2バッチ目を収穫することができます。適切に管理すれば、照明サイクルを変えることなく、パーペチュアル収穫を実現できます。

オートフラワーはあらゆる気候の屋外でも優れたパフォーマンスを発揮し、商業栽培者にも最適。カンナビス初心者にとっても理想的な入門品種で、1年中・屋外でも同様に楽しめます!

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