コーシャ・カンナビスが現実に
イスラエル拠点の医療企業Seach Medical Groupが、ユダヤ教の法と習慣を守る人々でも安心して使用できるよう、自社製品がシュミタ認証を取得したと発表しました。宗教当局からこの認証を受けるために、同社は栽培プロセスの一部を見直し、施設の一部も調整する必要がありました。
Seach Medical Groupは、巨大で成熟したイスラエルのカンナビス市場のパイオニア的存在です。現在、約10万人の人が医療用マリファナのライセンスを所有しています。さらに、ニューヨーク、カリフォルニア、フロリダといった医療用マリファナが重要視されている州を含め、何百万人ものユダヤ人がイスラエル国外に住んでいます。
シャバットでも使えるの?
「コーシャ」という言葉は一般的には食品に使われ、製品が定められた基準を満たし、どのように加工されるべきか、加工場所がどうあるべきかを示します。これは、グッド・マニュファクチャリング・プラクティス(GMP)と国際基準が融合したようなものですが、科学よりも宗教的な側面が強いのが特徴です。
週末のほとんどを占めるシャバットに薬として使うなら、医薬品もコーシャであるべきです。生死に関わる状況であれば例外が認められますが、率直に言うと、今すぐウィードを吸う必要があるというのは滅多に医療緊急事態とは言えません。そのため、これまで高THC含有の医療用マリファナを敬遠していた宗教的なユダヤ人も多いのです。
しかし今や、世界で初めてコーシャ認証を取得したカンナビス企業が登場したことで、より多くの人が医薬品としてマリファナを利用できる道が開けました。

潜在的な巨大ターゲット層
世論調査によると、国家のアイデンティティに宗教が大きな役割を果たす国でありながら、自分を世俗だと答えるイスラエル人はなんと42%にも上ります。それでも大多数は宗教的だと答えています。つまり、正統派の懸念が払拭されれば、医療用マリファナの患者数が少なくとも倍になる可能性もあるのではないでしょうか?
また、ユダヤ人の多くが先祖の故郷以外で暮らしていることも忘れてはいけません。世界中のチェーンスーパーには、コーシャ食品専門コーナーが設けられています。多くの国ではカンナビス販売所はまだ普及していませんが、カリフォルニア、ニューヨーク、フロリダには既に存在しています。これら3つの州は全米最大のユダヤ人コミュニティを有しており、コーシャなエディブルやフラワーが販売されれば、売り上げが大幅に伸びることでしょう。
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