月のカレンダー - カンナビスと月の関係
- 1. 月のサイクル
- 1. a. 昇り月
- 1. b. 降り月
- 2. 月の満ち欠け
- 2. a. 新月
- 2. b. 上弦の月
- 2. c. 満月
- 2. d. 下弦の月
- 3. 満潮と干潮
- 4. 本当に月はカンナビスに影響を与えるのか?
- 5. 月と星座
- 6. 月のカレンダーを使ったカンナビス栽培のコツ
- 6. a. 根の日(牡牛座・乙女座・山羊座)
- 6. b. フラワーデイ(双子座・天秤座・水瓶座)
- 6. c. リーフデイ(蟹座・蠍座・魚座)
- 7. まとめ
月はあらゆる生命に直接影響を与えており、月の満ち欠けに注意を払うことで、屋外での植物の成長を向上させることができます。 もともと人々は、現代のカレンダーが登場する以前、月の満ち欠けを利用して月のさまざまな時期を知っていました。なぜカンナビスの種子の育て方を知りたいだけなのに、月について読んでいるのか不思議に思うかもしれません。でも、月が想像以上に植物の成長に関わっていると考えている人も多いのです。それが本当か、実際にカンナビスと関係があるのか見てみましょう。このテーマに関する本格的な研究は行われていませんが、月が潮の動きに影響することは誰もが知っていますし、植物の大部分は水分なので、ぜひ読み進めてカンナビスと月の関係について知ってください。さて、「月明かりは開花(フラワリング)に影響するの?」と疑問に思っているのではないでしょうか。
最初は、月がカンナビスの成長に影響を与えるなど、奇妙でまったく事実とは思えないかもしれません。しかし、多くのカンナビスや野菜、その他の植物の栽培者たちは、月のサイクルに合わせて園芸活動を計画しています。実はこの習慣は古代まで遡ります。一部の栽培者は、月が植物の免疫機能や傷の治癒、再生、成長などさまざまな面に影響を与えると示唆しています。これらの主張にもかかわらず、理解できることですが、懐疑的な立場を取る研究者もいます。果たして真実なのでしょうか?本当のところはより多くの科学的調査が必要ですが、一部のベテランのカンナビス栽培者はこの方法論を用いて優れた結果を得ています。ぜひ続きを読んでみてください!
1. 月のサイクル
月の動きによって地球からの距離が変動します。これを観察するには、同じポイントに連日立ち、月が昇っているか降っているかを確認します。
昇り月
月が昇っている時、樹液が植物の上部へと上昇し、カンナビスのクローンを取るのに最適な時期です。また、この時期は収穫を避けた方が良いです。なぜなら、花は水分を多く含んでおり、乾燥が必要なため、乾燥工程に悪影響を及ぼす恐れがあります。

降り月
降り月は、水分が下方へ流れ、地下活動が活発になります。この時期は根に関する作業や種子の発芽に適しています。またこの月のサイクルは土壌改良にも最適で、自家製スーパーソイル作りやコンポストにもぴったりのタイミングです。
2. 月の満ち欠け
月の満ち欠けは、地球から見える月の形を指し、太陽の光を受けて輝きます。サイクルと同じように、植物の成長に影響を与えることがあります。
新月
新月は、月が地上から見えない時期から右半分が完全に見えるまでを指します。この時期は、病気や必要がある場合のみ軽く剪定・葉の間引きを行う以外の作業は推奨されません。
上弦の月
上弦の月は新月から満月の間に起こります。月がC字のように見え始め、徐々にD字型になっていきます。これは月の見える面積が増加している証です。この期間、植物内の活動が活発化し、カンナビスが害虫や病気に強くなりますが、この時期は剪定は推奨されません。

満月
ご存じの通り、満月は月が完全に見える状態で、カンナビス内部の水分は上部に上がります。この時期は剪定や葉の間引きは避け、種の発芽には最適です。
下弦の月
下弦の月は、月がD字型から新月へ戻っていくときで、月の見える部分が減少し、C字型になります。
DやCの形は北半球で当てはまります。南半球では逆で、上弦がC型、下弦がD型になりますのでご注意ください。
この時期、水分は下部に集まり、土壌活動が活発になり、テルペン・フラボノイド・カンナビノイドがより良く保存されるため、収穫や水やり、土壌改良に最適ですが、発芽や植え替えはおすすめしません。
3. 満潮と干潮
満潮と干潮は月の重力の影響で発生し、月と地球との距離によって満潮(近い)、干潮(遠い)となります。1日2回の満潮と2回の干潮があり、このことも月の満ち欠けと合わせて考慮する必要があります。
月のサイクル・満ち欠け・潮の流れを合わせて知ることで、どの工程をいつ行うべきかが明確になります。たとえば、月が下弦で潮が低から高へと上昇している(上げ潮)場合はコンポストや硬い土壌の改良、クローン作りに適し、月が上弦で潮が高から低へと下げている(下げ潮)場合は植え替え、土壌の改良やふかふか土にするのが向いています。
気候と気温
月は自然環境に大きな影響を与え、それは植物や地球上の生命にも直結しています。月は気候をコントロールしており、潮流が極地の冷水と熱帯の暖水を混ぜることで、世界中の気温を均等に保ち、気候を安定させています。
また、月によって今後の天気を予測しやすくなり、屋外での園芸にとても役立ちます。最も重要なのは、月によって地球が23.5度の軸傾きを保てること。これにより地球の気温変動が抑えられています。過去にはわずか1〜2度の傾きの変化で氷河期が起きたと推測されています。もし月がなければ、地球の傾きは10〜45度まで大きく変化する可能性もあるそうです。

潮は朝と午後に起きますが、午後の干潮の方が朝より強く、朝の満潮の方が午後より強い傾向があります。満潮から干潮、または干潮から満潮までは約6時間かかり、満潮から干潮へは下げ潮、干潮から満潮へは上げ潮と呼ばれます。
一日のリズム
また、地球のエネルギーは時間帯によっても変わることを覚えておいてください。
日が沈むと地球は休息し「エネルギーを吸収」し、リフレッシュします。これは私たちが眠って回復するのと同じで、植え付けや植え替え、土壌準備に最適です。
朝になると、地球は「エネルギーを放出」し、活動モードに入るため、発芽やカンナビスの収穫にも最適です。
4. 本当に月はカンナビスに影響を与えるのか?
上記の通り、この理論を裏付ける科学的研究はありませんが、農家たちは長年この方法や様々なテクニックを使ってきました。

昔の農家たちは、今ほどの技術がなかったため、太陽、雨、月などの自然要素に頼って作物の収穫を最大化してきました。もう一つ覚えておくべき点は、住んでいる場所によって影響が異なること。たとえば、月の影響は北半球や南半球では強く、赤道に近づくほど影響は少なくなります。
月と星座
もう一つの農家の手法は、月が通過している星座に合わせて植え付けを行い、その星座がカンナビスにどのように影響するかを知ることです。下の表で分かりやすくまとめています。
| 牡羊座、獅子座、射手座 | 発芽 |
|---|---|
| 双子座、天秤座、水瓶座 | 花 |
| 蟹座、蠍座、魚座 | 葉 |
| 牡牛座、乙女座、山羊座 | 根 |
ご存知の通り、星座は4つの自然元素に基づいており、上記の表の通り適切なタイミングで作業を行うことで、カンナビス栽培サイクルの各段階でプラスの効果が得られます。
- 牡羊座・獅子座・射手座は火の星座で、発芽に最適です。
- 双子座・天秤座・水瓶座は風の星座で、花の成長に適しています。
- 蟹座・蠍座・魚座は水の星座で、葉や茎の成長が進みます。
- 牡牛座・乙女座・山羊座は土の星座で、根の成長がより早く健康的になります。
月のカレンダーを使ったカンナビス栽培のコツ
基本事項が分かったところで、まとめとして月カレンダーで育てるガイドを紹介します。上記情報を元にカレンダーを見て、その時期におすすめのタイミングで作業をしましょう。

また、住んでいる地域ごとの詳しい(月のサイクル・満ち欠け・潮)情報はアプリをダウンロードするかネットで調べるのもおすすめです。
根の日(牡牛座・乙女座・山羊座)
月の満ち欠けによらず、屋外で種をまくタイミングは気温が決め手です。全世界でシーズンは異なりますので、まずは地元の季節感を把握しましょう。一般的には初夏が屋外栽培のスタート時期ですが、苗を直接地面に植えるか鉢植えかで異なります。
直撒きの場合
- 初夏に畝や地面に直撒きで発芽
- 発芽後4〜5日で葉が見えてきます
- 本葉が出れば力強い成長が止まりません
直接地面に植えることで、遺伝的なポテンシャル最大まで大きく成長できます。よって、冬の終わりに屋内で苗をスタートする必要もありません。なお、根は地上部の約3倍のサイズになると言われています。「大きな根は、大きな実!」ですが、直接地植えはサイズの利点以外にも、原生の土壌と関われるためたくさんのメリットがあります。これは土壌の性質によっては最初はメリット・デメリット両方になりえますが、理想的には粘土質や有機物が多い土壌が望ましいです。これらはマイナス電荷を持つため、アンモニア(植物がタンパク質合成に必要な窒素の一形態)などの陽イオン栄養素を保持してくれます。
また、原生の土壌には質によっては有用菌類やバクテリア、栄養循環に役立つ微生物も多く含まれます。さらに、屋外の土にはワームなどの土壌食物網メンバーも含まれているため、有機物を分解し、土壌内に引き込み、微生物やミミズの糞とともに多くの栄養素を供給してくれます。たとえ地元の土壌が理想的でなくても、デッドマルチ、リビングマルチ、不耕起栽培などで数年で優れた肥沃土壌を作ることができます。
育苗ポットの場合
- 発芽:晩春
- 早春に小さな育苗ポットで発芽させ、寒い夜間には室内に持ち込むことで早く成長させます
- 根が鉢底に見え、背が4インチ以上になったら植え替え時です
土壌準備
屋外栽培の場合は土壌準備が必要です。この作業は、月が降り月の時に、できれば新月直前、地の星座と重なる時期に行うのがベストです。
発芽
発芽は、月が降り月のタイミング、できれば満月の3日前で、地の星座と組み合わせることで、より早く健康に育ちます。

液体肥料での水やり
もし液体肥料で水やりする場合は、月が昇り月かつ上弦、そして月が牡牛座・乙女座・山羊座・双子座・天秤座・水瓶座の時がベストです。水やりは朝が最適で、牡羊座・獅子座・射手座(火の星座)の時は避けましょう。
デフォリ(葉の間引き)と根の剪定
デフォリエーションで花の光や風通し改善を行う場合は、フラワーデイで降り月・下弦時が最適。また、根の剪定も下弦の降り月、かつルートデイ(根の日)が推奨されます。
農薬や殺菌剤の灌注
農薬・殺菌剤を水やりする場合も、降り月・下弦・ルートデイで行うのが最も効果的です。
フラワーデイ(双子座・天秤座・水瓶座)
植え替え
植え替えをするなら、月が上弦で、そして双子座・天秤座・水瓶座など風の星座と組み合わせるのが一番良い結果を得られます。
クローン作成
特定の品種や母株からクローンを取りたい場合は、フラワーデイ・昇り月の下弦もしくは上弦のタイミングで行うのが推奨されます。

収穫に最適な月相
降り月まで待って収穫するのはおすすめできません。本当に収穫時期を判断するにはトリコーム観察が必要です。自分の求める効果に合わせて収穫しましょう。多くの栽培者はカンナビノイド含有率が最大になる95%乳白色トリコーム状態で収穫します。
例えば「ハーベストムーン」の満月まであと1週間待ちたいと思っても、植物は月を待たずどんどん熟します。トリコームが琥珀色に変わると、より重く眠気の強い効果になります。琥珀色になるとTHCやテルペンも劣化が始まるので、必ず顕微鏡で観察して収穫しましょう。
リーフデイ(蟹座・蠍座・魚座)
葉面散布
葉面散布は、月が昇り月かつ上弦、かつ月が蟹座・蠍座・魚座(葉に良い星座)の時に行うのが最適です。
LST(低ストレス訓練)
植物へのストレスを最小限にするため、栄養成長期なら、上弦・昇り月・水の星座またはリーフデイで行いましょう。一方で、本来は推奨されませんが、どうしても必要なら、下弦・昇り月かつフラワーデイ(水の星座)で行うのが良いでしょう。

葉面散布による農薬・殺菌剤
カビや害虫に悩まされている場合(または予防したい場合)は、その地域に合った適正な遺伝子を選びましょう。耐カビ性や特定の害虫耐性のある種子を選べば、葉面からの農薬必要もなくなります。当店も化学薬剤の散布は推奨しません。
7. まとめ
満月にウィードを吸ったり、夜にムーンロックを試しても、月のカレンダーやカンナビスとの関係はありませんが、ムーンロックなら月まで旅できるかも!
屋外栽培者の方は、月がカンナビスに与える影響を知ることで先回りして健康でハッピーな栽培ができるでしょう。
屋外で育てている方で、他にも役立つコツや豆知識をご存じなら、ぜひ下のコメント欄でシェアしてください!
参考文献
LUNAR CALENDAR - NEILSON.(2020)
Lunar Calendars, Living the Lunar Calendar. Journal for the History of Astronomy - Mccluskey, Stephen.(2013)
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